破壊の痕
少年を探し、森の奥へ向うロックマン。
少年の向っていったと思われるあたりを走っていく。
「これは一体?」
周辺の木が傷ついている。
何かを思い切りぶつけたような痕だ。
先ほどの少年の衝撃波だろうか。
しかも、奥へ進めば進むほど痕跡が増え、破壊の痕が大きくなっている。
「何が起きてる?あの少年は一体・・・あ!?」
ロックマンは立ち止まった。
そこにあったのは――――――巨大なクレーターのような穴。
その穴を中心に、周りの木も放射状になぎ倒されている。
人の気配はまったく感じられない。
「これは・・・血だ・・・」
ロボットであるロックマンは現場周辺の血痕を見つけることが出来た。
これがその少年のものであるかどうかはわからない。
これをやったのはあの少年と見ていいだろう。
誰かに襲われ、戦った結果、この破壊に至ったのか。
ロックマンは引き続き、少年を探すことにした。
【「ロックマン」ロックマン ラッシュコイル所持 生存】
前話
目次
次話