無題
暗闇になれた目に太陽が眩しい。
塔から出たシャドウゲートの主人公はゆっくりと歩みを進めた。
…ムギュ
足元に妙な感触を覚えた彼は注意深くその物体を確認した。
「この男は、さっきの…。」
彼の足元には、一番最初に死んだはずの男が転がっていた。
生きているのか死んでいるのか、少しみただけではわからない。
それより彼の興味を引いたのはスペランカーの主人公の持っている
リュックサックだった。
彼はおもむろにリュックをひっぺはがすとその中身を確認する。
「…なんだ? これは」
彼は中に入っていた鉄の塊を手に取った。
心臓の鼓動が大きくなってくる。手に汗を握り、目が血走ってくる。
彼の自制心が、彼自身の欲望によって崩れ去った。
つかう>マシンガン>セルフ
【シャドウゲイト主人公 死亡】
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