無題






一方その頃・・・

「あれっ・・・ないぞ?」
「どうしたの、すけさん?」

「大変だよ、もょもと!バックの中に入っていた世界樹の葉、どこかに落としちゃったみたいなんだ!」
「げっ、なんてことしてくれるんだ!! アレは俺たちの切り札だったのに! アンナ、すけさんに何か言ってやってくれよ」
「バカッ、マヌケッ! そんなことだから最強の武器が鉄の槍なのよ」
「そっそんな・・・」

「巧く見つかればいいけどな。もう使われていたなんてことだけは勘弁して欲しいよ」
「真っ先に死んだスペランカーなんかに使われていたら・・・最低だわ」
「でも、スペランカーならHP1もないから、HP回復する必要ないし、ちょうどいいんじゃないかな?」
「無くした張本人のくせに少しは反省しろよ。悪魔の尻尾装備させるぞ。」
「罰として、ピンチになったらメガンテ決定ね」
「あ、あんまりだ・・・」

3人は知らない、既に世界樹の葉が使われていたということを
3人は知らない、生き返ったのがスペランカーだということを・・・



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