無題






「か、かがみさん? 一体これは何のつもりですか!?」
高良みゆきは戸惑っていた。
殺人犯に襲撃されて、誇りを守るために自害をしたつもりだったのにいつの間にか別の殺し合いの会場に送られていた。
そしてそこでようやく親友の一人と再会出来たと思ったら、その親友は突然自分に襲い掛かってきたのだ。
すでにみゆきの着ていた服はほとんどが剥ぎ取られ、あとは下着を残すのみとなっていた。
「ご、ご冗談にも程度という物があるのではないですか!?」
必死に抵抗するも、なぜか異常に腕力が上がっているかがみに組み伏せられては身動き一つ取れなかった。
「またまた、口ではそう言っても下のお口は正直よ? 何しろこーんないい体してるんだもん、とっくに男を知ってるんでしょう?」
笑顔のかがみの口から出たあまりにも彼女らしくない言葉に戦慄する。
あのこなただって、ここまでデリカシーの無い言葉は口にしなかった。
そもそもこなたはたとえ言葉の上では酷いことを言っているような時でも、その口調や仕草に親愛の情が込められていて、
それが彼女のいいところなのだと理解していた。
しかし、目の前のかがみにはそんな暖かさなど一欠けらも無い。
「い、いい加減にしないと私だって本気で怒りますよ? このことは泉さんやつかささんにも報告させていただきます!!」
「勝手にすれば?」
かがみはそう言うとみゆきの顔を拳で殴った。
「どうせあんただって、どうせ影じゃみんなと同じように私のことをガチレズだとか変態だとが悪臭がするとか
淫乱ツインテールとか言ってんでしょう!! 大体私はあんたのその馬鹿でっかい胸を見る度に殺意抱いてたのよ!!
この胸だけピンク巨乳が!!」
口汚く罵りながら、かがみはみゆきの顔を何度も殴りつける。
みゆきの顔はみるみる流血に染まっていった。
「あははははは、前よりももっと美人になったじゃない!!」
かがみは陰湿に笑いながらみゆきの腕を自分のリボンで縛っていく。
みゆきは目の前で起きている事実が余りにも信じられず、抵抗することも忘れて呆然とかがみの顔を見ていた。
このかがみは、自分が知っているかがみとは余りにも違いすぎる。まるで全くの別人であるかのように……

そしてかがみはみゆきを拘束し終えると、躊躇無く自分の着ている服を一枚ずつ脱ぎ捨てていった。
まるで、そのみゆきよりも女子高生らしい魅力に溢れた肉体を見せつけるかのように。
そしてとうとうスカートとパンティが地面の上にストンと音を立てて落ちる。
その時かがみの股間に現われた物を見て、みゆきは声にならない悲鳴を上げる。
「みゆき、や ら な い か?」
「い、いやああああああああああああああああああ!!」


かがみは、精力を吸い尽くしてただの亡骸になったみゆきをゴミのように道端に捨てるとみゆきのバッグを拾いあげた。
「全く、せっかく人が気持ちよく輪姦してる時に呼び出して殺し合いをしろなんてふざけんじゃないわよ。
しかも最初に会ったのが空気なピンク髪のメガネ巨乳。せっかくだからこなたと会えれば良かったのに。
それに6/もこのまま逃がすわけにはいかないわね。つかさがここにいないのは残念だけど。
あの子もこの前『お姉ちゃんは何度もロワで活躍しててウザイ』とか言ってたからね。
あとでしっかり股間で教育してやらないと。
さあて、じゃあこなたと6/あたりを探すとしますか。他のヤツは基本殺していっていいわよね♪」


【一日目・午前二時/F-2 プラネタリウム】
【柊かがみ@カオスロワ】
【状態】:全裸
【装備】:ゲイボルグ@アニロワ2、ミニ八卦炉@LSロワ、阿部さんのペニス@ニコロワ、
    スモールライト@アニロワ1、アヴ・カムゥ@ギャルゲロワ、◆6/WWxs9O1s@書き手ロワ2
【道具】:支給品一式×2
【思考】:
1:こなたと6/以外の参加者を皆殺しにする
2:こなたと6/を犯す

【高良みゆき@漫画ロワ  死亡確認】



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