無題
ジョジョ……俺は間違っていたんだ。
あの時車が炎に包まれた後、お前は柊に殺されたものだと思っていた……
そして俺はそれを勝手に勘違いして、挙句の果てにはジョジョ、お前を………
死ぬ前に詳しい事情は聞けなかった……
だが、俺は「言葉」じゃなく「心」で理解した。
ジョジョは柊を助けられたんだっ! その内に秘めたクールな心が俺に出来ないことをやってのけた!
こうして今俺が再びこの殺し合いの場にいるのは当然の報いかもしれない。
だがっ! もう俺は過ちを繰り返さない! バグ(誤り)にはならない!
今度は俺が救う側に回る番だ!
救うべきは柊が言っていた友人、泉こなたに高良みゆき。
そして柊かがみ、柊かがみ、柊かがみ、柊かがみ………
………なんかの誤植かこりゃ?
改めて名簿に目を落としたってそこに書いてあることは変わらない。
とにかく誰かを探そう。
お、早速あんなところに……あの髪色は
「柊!」
「………あんた、誰?」
振り向くとそれは確かに柊だった。
何か様子がおかしい。髪留めはないし、目つきも鋭い。
けど、そんなこといいじゃないかっ! 折角会えたんだ!
「俺だ、三村だよ! とにかくよかった。もう殺されることも殺すこともさせないからな!」
「……あんた、自分が死なないと思ってるクチ?」
「死なない…? あ、ああ。もう死ぬつもりはないぜ。ここから脱出するまで……うわっ!?」
ブオン!
突然の衝撃が俺のすぐ傍を通り過ぎた。
目の前には何やらリリカル鈍器を構えた柊の姿が…って柊!?
「………死になさい」
【一日目・深夜/C−3 公園】
【三村信史@漫画ロワ】
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品×3
【思考】
1:や、やっぱり恨まれてるのか!?
2:柊かがみ、とその知り合いを守りたい?
【柊かがみ@アニロワ2nd】
装備:レイジングハート@ニコロワ
道具:支給品一式、不明支給品×2
1:目の前の馬鹿をぶっ殺す
2:最終的にはアルベルトの世界に向かう。
※レイジングハートは鈍器として運用しています
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