無題
シャマルは怒っていた。
傷を癒すという名目の元、いざ愛する人と×××しようとした時にこの殺し合いの場に呼ばれたからだ。
「……しかもヴィラルさん、居ませんし」
――この性的な欲求不満、どうしてくれようか。
……実のところ、このシャマルかなり混乱していた。
男いない暦=年齢である彼女は、どっきどきの初体験を体験しようとしていた時に呼ばれたのだ。
さてここで問題なのは果たして今回の殺し合いの主催者は、参加者の事前の様子をチェックしていたかである。
――見られてた。たぶん、間違いなく。
乙女?の一大事である。
――とにかく優先すべきは×××な記録の抹消と、ヴィラルさんと×××の続きをすること!
繰り返すが、彼女は混乱さているのである。
何はともあれ決意を固めた彼女は、真っ直ぐ空を見上げる。
その瞳には、緑に輝く二重螺旋が映っていた。
「愛の名の元に!」
愛の言葉と共に、シャマルを中心に緑色の光柱が立ち上ぼる。
螺旋力。限界を突破してなお突き進む進化の力である。
……念のためもう一度言っておくが、彼女は混乱しているのである。
【シャマル@魔法少女リリカル(以下省力)】
【状態】:健康、欲求不満、混乱、天元突破、愛
【装備】:なし
【道具】:支給品一式、不明支給品(0〜3)
【思考】
基本:ヴィラルのとこに帰って×××の続きをする
1:主催者が所有していると思わしき×××直前の記録の抹消
【備考】
・光柱は大変明るく周囲を照らしています
・参戦は「リフレイン」より
前話
目次
次話