『 V.I.P.をゲットだぜ! ▽』






いかなる時も、その目的を果たすためには自分がどのような状況に置かれているか、改めて理解することが重要だ。
どんな時も基本を怠ってはならない。
なんといっても俺は選ばれしV.I.P.なのだから。
まずは支給品の確認から…だ。

南条圭は支給品を確認しようとデイパックを降ろした。
デイパックの蓋を開けると中には深い影が落ちていて、ぼんやりとしたシルエットを確認するのがやっとであった。
だが1点、圭にも見覚えのあるものが中に入ってることに気が付く。
「……懐中電灯か。」
暗闇の中、これを使わない手はないだろう。
パックから筒状のボディが印象的なそれを取り出し、スイッチをスライドさせると黄色みを帯びた光が辺りを照らした。
彼は明かりを手で覆いながらデイパックの中に灯を差し入れる。

その中はなんとも寂しいものだった。

中には会場の地図、参加者名簿、筆記用具、簡素な固形食と水、コンパスにランタン(懐中電灯と用途が被るな…まあボタンひとつで点灯消灯できる点は評価できるが)といった基本的な支給品の他には電子辞書のようなものが入っていただけだ。

「なに……?武器が入ってない…だと?」

殺し合えと言ってきたかと思えば……なんだこの有様は。

無論、圭は殺し合いに乗るつもりはない。しかし、
(こんな支給品でどう相手を殺せというのだ!!まったくどこまでも憎たらしい男だ!)
自己防衛に使えるものの1つは入っているだろうと考えていた圭は、言いようのない不安と理不尽な状況に一人憤る。


せめて何か使える情報が入っているのではないか、もう1つの支給品である電子辞書に手を伸ばした。
(なんだこれは?電子辞書にしては形がいささか変わっている気がするな……)
その電子辞書らしき物体は派手な赤色をしており、妙な装飾が施されていた。
圭は懐中電灯を当てたまま、蓋を開いた。
中を開くと小さな画面と、複数のボタンが施されている。どうやらこれは電子辞書ではなく新手のゲーム機……と圭は解釈した。
(……ボタンがあると押したくなるな)
ぽちっと適当にボタンを押す。

『コノ ポケモン図鑑ヲ イマクニ君ニ送ル。目指セ ポケモントレーナー。ナオ ポケモン図鑑 盗難紛失ノ際 再発行ハ 出来ナイノデ 注意スルヨウニ。マサラタウン オーキドハカセ』

思いの他、大きな音声が流れ出したので圭はあたふたと電子辞書改め、新手のゲーム機改め、ポケモン図鑑のスピーカー部分を手で覆おうとするがどこから音声が流れてきているのかがわからない。
結局ポケモン図鑑をぐるぐる回している間に音声が止まってしまった。

ふう、とため息を漏らし、ポケモン図鑑をデイパックに戻そうとしたその時。

ガタンッ

圭はビクリと肩を震わせた。
薄い壁を隔てて何かが……いや、何者かが物音を立てた。
扉の向こうに誰か…いる?



まずい。

こちらもつい先程騒音を出したばかりだ。
(この忌々しいポケモン図鑑め…!そもそもポケモンとはなんだ!!)
相手も自分の存在に気がついているはず。
だが、相手も何かしらの失態を犯して自らの存在を明かしてくれた。

圭は懐中電灯をこの部屋唯一の出口であろう扉に向けた。
「誰かいるのか」
(…俺は逃げ出したりしない。山岡、みていてくれ)
そのまま迷いのない足取りで扉に歩み寄る。
(話し合いでなんとかしてみせる。)
悪魔を説得した経験もあるのだ。
同じ人間、同じV.I.P.候補同士。共感させることくらいできるはずだ。

(ゴクリッ)

ドアノブに手を掛けて、圭は扉を押し開けた。
まっすぐ見据えた視線の先は風格のある木製の壁が広がるのみ。その時、圭の首筋にひんやりとした冷たい感触があった。

金属だ。
金属を首に押し付けられている。

「答えるんだ。お前はこのゲームに乗っているのか?」

男性の声だ。刃物を喉に押し付けられているのだ。身体が緊張で硬直していく。まずい。


(ゴクリッ)
唾を飲み込み、答える。

「…い、いや」


「よかった」


喉に押し当てられて凶器が引っ込むと、圭は膝が笑い出し、堪らず尻餅をついた。
「ははっ!ごめんよ。そんな怖がるなって!」
「ワッハッハ!まったくその通りじゃ!よくみてみるのじゃ!」
「は?」
唐突に上がった2つの男の笑い声に唖然としつつ、圭は懐中電灯の灯りを刃物を押し付けていた男へ向けた。
そこにはブランドの髪に人懐っこい笑みを浮かべた緑色の衣を身につけたハンサムな青年が立っている。
年は圭と同じくらいだろう。西洋人らしき顔立ちだが、青年は小柄で、直立している状態であれば頭を下げてやらないと姿を確認できないくらいだ。
彼の左手に握られた細長い柄から伸びる薄い金属部分。その先は大きなカップ型になっており、味見灰汁取り取り繕いにと家事に大活躍な……





「………おたま?」


「ワッハッハッハ!!!」

愉快そうに声を上げて笑うもう一人の男性は白髪まじりの初老の男性だ。白衣を身につけている所をみると科学者の類いか、医師なのかもしれない。
その初老の男を若い青年が指差す。
「自分だって驚いてたじゃないか!」
「そうじゃった!」
とまた二人はゲラゲラと笑い出すのだ。


…ついていけない。
圭はただただ目を丸くすることしかできないのであった。

「悪かったよ!驚かす気はなかったんだけどさ、状況が状況だから試させてもらったんだ。
 おれはリンク。で、こちらはオーキド博士。」
「笑ってしもうて失礼した!」
そのおたまを持った青年リンクと、博士と呼ばれた初老の男は気さくな様子で圭に話しかけてきた。
(試してきた割にあっさりと信用するんだな……)
「俺は……南条圭。俺はたしかにこのゲームには乗っていな…いや、いません。しかしこうもあっさり信用してもらってよいものなのか……」
現にこの二人も相当怪しい。
(片や、今時白タイツでうろうろとしてる青年などいないと思っていたが。
 もう一方のオーキド博士とやらも一体何の研究をしているのかまったく検討がつかん。…ん?オーキド……どこかで聞いた名前だな)
思考を巡らせながら、謎の男二人組をまじまじと見つめる。

(しかし、俺の推理が正しいなら彼らもV.I.P.…選ばれしエリートには違いないのだろうが……。)

半信半疑な圭の心の内を知ってか知らずか、あっけらかんとした口調でリンクが言う。
「さっきゲームには乗ってないって言ってただろ?信用するさ。元々、出来れば戦ったりしないで皆で生きて帰る方法を見つけたいと思ってしさ。」
それに、とリンクは付け加える。
「支給品もまあ……こんな感じだから、戦いも避けたいところなんだけどね。」
オーキドがハハハ、とまた小さく笑う。
「わしも同感じゃな。
 ところで圭君、別室で和室を見つけたんじゃが、一緒にどうかね?ゆったりしている時間はないが、腰を落ち着かせて情報の交換くらいはできるじゃろうよ」
わ、和室…
たしかに圭も一日本男児である。畳が、障子が、座敷が恋しい。
とは言っても圭の返事を待たずに彼らがさっさと歩き始めてしまったので彼らに付き添う他、圭に道は残されていないようだった。



(上手くいきすぎている)
こんな殺し合いとかいうものを強制させられているというのに、初めて会った人間は戦いには乗っていないというし、何より陽気だ。
本当にここで殺し合いなんて行われているのか?という錯覚にすら襲われてしまう。

圭が頭を抱えていると、障子が開く心地よい音が耳に入ってきた。

そこはこたつが置かれた居間だった。室内は広々としており、高そうな壷や掛け軸などが上品に並べられている。
テレビも置かれているが、電源が入るかどうかはわからないし、試そうともしなかった。
こたつも熱を籠っていたわけではないが男3人は揃ってこたつの中に潜り込んだ。
懐中電灯の頼りない灯りをともすとオーキドと呼ばれた男性が口を開いた。
「さて、まずは改めて自己紹介をさせていただこう。わしはオーキド。マサラタウンでポケモンの研究をしておる。…聞き覚えはないかな?」
「ポケモン……はっ!」
ここでようやく圭は先程みた支給品の存在を思い出した。
「まさかこれは…」
デイパックからポケモン図鑑を取り出し、卓上に置く。
するとオーキドはそのポケモン図鑑を手に取り、哀しげな表情を浮かべた。
「これの音声を聞いて驚いてデイパックを落としてしもうたんじゃ…。
 これはわしからイマクニという少年に送ったものじゃ。10歳になったばかりじゃというのにこんな所に……」

オーキドは感嘆深くポケモン図鑑を眺めた。
まだ完成はしていないが、随分たくさんのポケモンのデータが書き込まれている。
いずれかはあの少年がこの図鑑を完成させて、自分の夢を叶えてくれるものだと……そう、年甲斐もなく心を躍らせていたのだが。


「ということはその少年も……」
「そうじゃ。ここに連れてこられておるようじゃな。…ほれ」
オーキドは卓上に名簿を広げ、灯りで示す。
そこにはたしかに『イマクニ』と書かれていた。
「10歳……こんな子どもまで…か」
「オーキド博士とはここの入口近くで会ったんだ。圭と同じように…こう!したら博士も腰抜かしちゃってさ」
おたまを振りかざしながらこの場に似つかわしくない明るい声でリンクが言う。
釣られてオーキドは照れ臭そうに笑った。
「まったく!その話はもういいじゃろう!こんなわんぱく勇者に救われた王国とやらを一度みてやりたいわい!」
とまた二人はワイワイと笑い出す。
まったく陽気で不用心な……

待てよ。
今なんていった?


勇者……?救われた王国?


「これだ!!!!」


突然声を荒げた圭にさすがのリンクとオーキドもびくりと身体を震わせた。
「な、なんだよ。急に大声出して……」
「そうじゃ!どうしたんじゃ急に……」

「二人に、見てもらいたいものが………」

と基本支給品である筆記用具を取り出し、オーキドの名簿をぐるりと反転させると圭は達筆な筆遣いでそこに文字を書き始めた。



「これです」
『筆談で失礼する。盗聴されている可能性を考慮して重要な会話は紙に書かせてもらう』
はっ、と二人が息を飲む。リンクが圭から鉛筆を奪うと、拙い字でこう書き留めた。
『そうだったのか そんな話聞いてないぞ』
『あくまで俺の推理だが。これだけの人数を集めてるんだ なにかしらの方法で管理はできるようにしているはずだ。』
あのカシュオーンの勇敢な王子。彼らは憎き狭間偉出夫の意思によって意図も容易く命を奪われた。
首輪を爆破させるという方法でである。
きっとこのゲーム内でも脱出の方法を見つけた者や、ゲームに反抗する強大な力を手に入れた反乱分子などが現れる可能性も考えられる。
(まあこのゲームに浮かれていてそこまで気が回っていない可能性もあるわけだが……俺を一点差であれ破った男だ。これくらいの可能性は考えているだろう。)
そしてこの参加者の管理に便利なのがこの首輪だ。そして、仕掛けられている罠……可能性として高いのは盗聴器であろう。
小型なものも数多くあるし、首輪にも組み込みやすそうだ。だが、これが仕掛けられているのが小型のカメラだったりすればこの行動にもあまり意味を為さないのかもしれないが。
しかし今、圭が生きている時代、世界の技術ではそこまで小型なカメラの制作は難しいだろうと彼は考える。
なんにせよ警戒せねば。

しかし、ここまで筆談で細々と説明もできず、リンクとオーキドも理解できてるのかできてないのか、信用してるのかしてないのか、妙に難しい顔をして圭をみている。

『俺の導き出した答え……これはこのゲーム核心をついているかもしれないのだ。これを奴に嗅ぎ付けられたら……俺の首輪が爆発させられるかもしれない』
ごくり、と息を飲む音がする。
しかし、構わず圭は鉛筆を動かし、また彼らに紙を見せる。

『このゲームに集められている人選にある共通点を見つけた』


男二人がこたつから身を乗り出し、こたつが圭の身体の方へ押し出された。
うっ、と呻きたくなるのを堪え、圭は筆を走らせた。


『V.I.P.及びV.I.P.候補……これが俺たちの共通点だ』

「ピッp…むぐ!!」
「しー!!」

リンクの口を他二人が同時に塞ぐ。
すると、リンクはカリカリと大人しく筆を動かし始めた。

『びっぷって何?』

『Very Important Person……「大変に重要な人物」、つまり「要人」ということだ』

それを聞き、リンクがその大きな目を丸くして手を叩く。

「そっか……!たしかに俺も…自分で言うのはこっ恥ずかしいけど、ハイラルを救った勇者だし、ゼルダ姫は姫さまだし、ガノンドロフも……まあ、悪の王様か」
「わしが……そうなのかはよくわからんが…」
とオーキドも鉛筆を握る。
『イマクニもタケシも若いが才能に溢れたポケモントレーナーじゃ。たしかに将来はポケモン文化の発展におおいに貢献してくれるじゃろう。』
「そして、俺の友人の桐島英理子。彼女もだ。」

(…しかし、この筆談……カモフラージュになっているんだろうか…。まあいい、本題はこれからだ)

『このゲームの真の目的……。
 V.I.P.同士を同士討ちさせることでなにもせずとも自分はナンバー1になろうとあの男……狭間偉出夫は考えているに違いない。』

リンクとオーキドがお互いの顔を見合わせる。二人は驚いた様子だが、納得したかのように頷いた。


「だが、こうして俺たちはこうして共に話し合い、情報を共有することができている。きっと、俺たちの他にもこのゲームからの脱出を目指している仲間はいるはずだ。」

「ああ、もちろんさ。きっと皆で力を合わせればこの状況も打破できる。」
「そうじゃな……」
圭に続き、二人も大きく頷く。

彼らが決意を固めた頃には空も明るくなり初めていた。懐中電灯の電源を切り、オーキドが卓上に地図を広げる。
「明るくなってきたのう…。圭、勝手なお願いなのじゃが…」
「なんですか?」
「わしとリンクはまずイマクニとタケシを探そうと思っておるんじゃ。彼らはまだ年端のいかぬ少年じゃ…。なんとか保護してやりたい。」
リンクもまた大きく頷く。
「俺も……一緒にいきましょう。三人寄れば文殊の知恵。仲間は一人でも多いほうがいいでしょう。」
「ケイ、ありがとう。お前を信じてよかったよ。」
そう爽やかにリンクが笑みを浮かべた。
彼は背が小さく、頭脳明晰ではないのだが、カリスマ性というのだろうか……人を惹き付ける何かをもっている。と圭は感じていた。
ただでさえ面と向かって微笑まれたり、褒められたりされる機会が少なかった圭は(山岡だけはその限りではなかったが)妙に照れ臭く感じて、いつものしかめツラで顔を反らした。
「現在位置は……多分ここじゃな。まずは街の中を探してみるかの。」



その後、簡単に見知った人物の情報を交換する。
桐島英理子、ゼルダ、イマクニ、タケシの4名は信用に値する人物。ただ、ガノンドロフという男は警戒すべきだということだ。
また、支給品の確認と交換も行った。

「俺は…この懐中電灯と、ポケモン図鑑だ。図鑑は博士に渡しておこう。」
「そうじゃな……わしの支給品は……これは…鍋か…蓋もついとるの。」
「……蓋は盾代わりにはなるかな。おれがもらっていいかい?鍋は被っておけば少しは安全かもしれないよ」
「なんともマヌケな兜じゃな……まあ緊急時には使わせてもらおうかの。あとは……なんじゃこりゃ」
「考える人の置物……ですか…」
「頑張れば武器にはなるんじゃないか?持っておきなよ。」
「わしの手には余りそうじゃな…。圭君、持っていてくれんか?」
「わかりました。オーキド博士のことは俺たちで守ります。」
「おれのは……おたまと、これと……これ」
「わざマシンと……薬じゃな。」
「この円盤は博士に預けておくよ。詳しそうだし。薬はケイ、いるかい?」
「いや。お前が持っていてくれ、リンク」

物々交換も終了し、デイパックと装備品を抱えた彼らはこたつから離れていく。
屋敷の外は朝特有の肌寒さがあり、すっかり見晴らしもよくなっていた。静けさに包まれた街の中、三人の砂を踏む音だけが響く。

(イマクニ……タケシ。無事にしておるんじゃぞ……)

オーキドはまだ雲掛かった薄紫色の空を眺め、マサラタウンを旅立っていった小さな少年の背を、
年の割に大人びていて、ポケモンに対しても人に対しても暖かく接する穏やかな少年の笑みを、
オーキドはその空に、二人の少年の姿を思い浮かべた。

彼の両肩にぽんっと手が添えられる。そこには二人の少年の手が添えられていた。

「博士、きっとイマクニもタケシも無事にしてるよ。ここにだってケイや博士みたいにいいV.I.P.だってたくさん来てるはずだからさ。」


「そうですよ。きっと……ん?!」
圭が大きく目を見開いてリンクを見た。

「リンク…今、V.I.P.と……!!」
「ん?」
「……いや、もういい…。頭痛がする……」
「飲むかい?これ」
「いらん!」

不安がないといえば嘘になる。
それでも彼ら……自らや他をV.I.P.と信じている彼らはあくまで希望を捨てず、明るい姿勢で反抗を決意するのだ。
だが、彼らはまだ知らない。
殺し合いに乗っている人間は彼らの予想を上回るほどに多く、すでに悲劇は産まれているということ。
彼らが探している少年一人はすでに帰らぬ人となっていることに。


そして何より……
南条圭の推理がその真実といささかズレが生じているということに……気がついていなかった。




【H-6/ドーデカ屋敷内/一日目/黎明】
【南条圭@女神異聞録ペルソナ】
[状態]:健康
[装備]:考える人@逆転裁判 、懐中電灯
[道具]:基本支給品一式
[思考]
基本:ゲームには乗らず、異常事態の鎮圧と生還を目指す。
1:リンク、オーキドを信用。彼ら行動を共にする。
2:イマクニ、タケシを優先して探し、保護する。
3:引き続き、自分の意見に賛同してくれる仲間を探す。
[備考]
このゲームキャラロワイアルに出ている人物全てをV.I.P.及び未来のV.I.P.候補だと確信しています。
このゲームは、狭間偉出夫がV.I.P.同士を同士討ちさせることでナンバー1の座を勝ち取るために仕掛けられたと思い込んでいます。
首輪に盗聴器が仕掛けられていると推測しています。

イマクニ、タケシ、ゼルダ、桐島英理子は信頼できると認識しました。
ガノンドロフは危険だと認識しました。


【リンク@ゼルダの伝説】
[状態]:健康
[装備]:おたま@現実世界、おなべのふた@ドラゴンクエスト5
[道具]:基本支給品一式、ハイポーション@ファイナルファンタジーシリーズ
[思考]
基本:仲間を集めて、ゲームの打開策を見つけ出す。
1:オーキド・ユキナリ、南条圭を信用。彼らと行動を共にする。
2:仲間を助けるためには戦う。ただし、無茶はしない。
3:イマクニ、タケシを優先して探し、保護する。
4:仲間を集めてゲームの打開案を見つける。
5:ゼルダ姫の安否が気になる。
[備考]
南条圭からゲームキャラロワイアルに出ている人物全てをV.I.P.及び未来のV.I.P.候補だという推測を聞いています。
首輪に盗聴器が仕掛けられていると警告されています。

イマクニ、タケシ、ゼルダ、桐島英理子は信頼できると認識しました。
ガノンドロフは危険だと認識しました。

【オーキド・ユキナリ@ポケットモンスター赤・緑】
[状態]:健康
[装備]:鍋@現実世界
[道具]:基本支給品一式、イマクニのポケモン図鑑@ポケットモンスター赤・緑、クリーニング・ボンバー@逆転裁判
[思考]
基本:イマクニ、タケシを保護した上でゲームからの脱出。
1:リンク、南条圭を信用。彼らと行動を共にする。
2:イマクニ、タケシを保護して守る。
3:イマクニにポケモン図鑑を手渡す。
[備考]
クリーニング・ボンバー@逆転裁判 をわざマシン(ポケモンにわざを習得させるアイテム)と勘違いしています。
南条圭からゲームキャラロワイアルに出ている人物全てをV.I.P.及び未来のV.I.P.候補だという推測を聞いています。
首輪に盗聴器が仕掛けられていると警告されています。

イマクニ、タケシ、ゼルダ、桐島英理子は信頼できると認識しました。
ガノンドロフは危険だと認識しました。

*アイテム
考える人@逆転裁判
<考える人>の形をかたどった置物でかなり重い。実は時計で、スイッチを押すと時間を教えてくれる。
殺人の凶器として2度使われた過去があるイワク付きの時計。

おなべのふた@ドラゴンクエスト5
なんの変哲もない鍋のふた。盾代わりに使用している。
防御力+2

ハイポーション@ファイナルファンタジーシリーズ
HPを500回復する飲み薬。緑色の液体。
青い方はとてもHPが回復するような味ではなかったが、これは如何に?

イマクニのポケモン図鑑@ポケットモンスター赤・緑
ポケットモンスターの図鑑。ポケモンに出会ったり、ポケモンをゲットすることで情報が書き加えられていく。
余談だが、アニメ版では身分証明書になったりと非常に大事なもののようである。

クリーニング・ボンバー@逆転裁判
サインペンで名前が書かれているCD-ROM。
実は裏ルートで数億円で取引されるくらいに価値のある新種のコンピューターウイルスのサンプル盤である。



前話   目次   次話