浪漫非行byタコ
それはイヤらしくだらしない目つきをしていた。
それは毒毒しい紫色をしていた。
それは複数に絡み合う足を持っていた。
…それは、タコだった。
「ここは一体何処〜?それにさっきの変態仮面…奴は一体何〜?」
その変態仮面とは勿論ゴルベーザの事である。
普通なら、目の前であんな虐殺ショーを見せ付けられたら恐怖心を描くであろう。普通なら。
しかし…このタコ…オルトロスには人の一般常識は通用しない。危機感、0。
ゲームに関する説明すら全く聞いていなかったのである。故にこのタコは…何も知らないのだ!!
これが人殺しのゲームだと知らずに、呑気に道を這って(?)いるのである。
「ま、ど〜でもいいかな。あんなのよりボクの方があからさまにつおいし…んッ!?
クンクン…この匂いは…ピチピチのギャル!?いや、もっと年増の…人妻といったところデスか!?」
…とまぁ、こんな具合いに。どうやら彼の嗅覚(女性のみに過剰反応)が反応したらしい。
「真っ直ぐ…それも50メートルといったトコですかね!?今、会いに逝きます!」
さっきまでのチンタラとしたムードがまるで嘘だったかの様に、タコの歩行速度が加速した!
そう…このタコに取っての最大の活力…それは即ちエロ!
【Fー2/平地/朝】
【オルトロス@FF6】
[状態]:エロ
[装備]:?
[道具]:?
[行動方針]:ひたすら己の欲望に従う。ゲームの事に関しては何も知りません
【ルールー@FF10】
[状態]:?
[装備]:?
[道具]:?
[行動方針]:??
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