『理』と『暴』
「殺し合いにドラゴンボール……」
彼、井川ひろゆきは理解しがたい現状に頭を悩ませていた。
それもそのはず、彼がいた世界は『普通』の世界
少なくとも、ひろゆきはそう思っていた。
「東」の裏プロ達と「西」裏プロ達が雌雄を決する「東西戦」に出場する……それは確かに普通の出来事ではないが
あくまで麻雀である。東西それぞれの雀プロの生き死には関わってるが、肉体的な死とは無縁。
殺し合いをしてもらう……願いを叶えるドラゴンボール……
(夢……これは夢……いや、現実から逃避するのは駄目だ)
麻雀の時と同じ、ひろゆきは『理』で今の状況を理解しようとする。
……だが、重りをほとんど感じないデイバックに、名簿を確認すると二人の赤木の存在
それが、ますますひろゆきの『理』を揺さぶる。
(なんだ、このかばん……それにこれは同姓同名なのか?……訳がわからない……だが、この人に会えば、この現状を打破できるかも知れない)
殺し合いをするつもりは一切ないひろゆきが、定めた当面の目標は赤木を見つける……この一点であった。
その目標を掲げ、たどり着いた場所は、雀荘……どこに赤木がいるか全く分からないが一番接点の近い建造物。
この場所に赤木がいる……その希望を胸にひろゆきはドアをゆっくり、そして丁寧に開ける。
―――――希望は闇へと消える、そこに存在するものは人であり、人でないもの、しかし彼は気づかない
(黒服のお爺さんに普通の男の人?)
ひろゆきが目にしたのは、白い髭と白髪頭が特徴的な老人と短髪頭の一見、普通の男
「いらっしゃいませ」
「おう、待ってたぜ」
「……はぁ」
老人の紳士なあいさつに拍子抜けするが、同時にもう一人の男の言った言葉が気になる。
「……待っていた?」
「ああ、兄ちゃんの名前は?」
「……井川……井川ひろゆきです」
「そうか、俺は浦上だ、この爺さんは……」
「夜行妃古壱と申します」
浦上と夜行……この二人は僕を待っていた?
「待っていたというのはアレだ……俺と勝負だ」
「……勝負??」
「説明すると、此処にはドラゴンボールがあるんだわ」
「此処にですか」
「そうそう……で、この爺さんが持ってるんだが渡してくれなくてよ」
「……はぁ」
なんて平和な話だろうか、DBを巡って血生臭い殺し合いが行われているかと、思っていたが気のせいだったらしい。
「その先は私がお話しましょう……ひろゆき様、私は確かにドラゴンボールを持っております、貴方もほしいですか?」
「……くれるというならほしいですけど」
「了解いたしました、どうぞ私から奪い取ってください」
「えッ??? 奪い取る??」
「ええ、私を超える暴力の持ち主、又は此処で行ってもらうギャンブルの勝者にドラゴンボールをお渡しします」
「兄ちゃん……無理だぞ、その爺さん……俺でも殺せなかった、格闘家真っ青だぞ」
「はぁ、そうですか」
どうやら、平和な話ではなかったようだ。だけど、何かに引っかかった気がした。
「どうしますか? 浦上様とギャンブルなさいますか?」
「でも僕は、ドラゴンボール自体、そこまでいらないんですが……」
「左様でございますか……そのギャンブルが麻雀でもでしょうか?」
「麻雀!?」
「はい、此処がどこか忘れたのですか? 雀荘ですよ」
麻雀……僕の人生を支えているといっても過言ではないもの
此処で……此処で逃げたら赤木さんに合わす顔がない
そして天さんに東軍として入れてもらったプライドも全て崩れる。
「分かりました、やりましょうッ!」
「おお、やる気になったか兄ちゃん」
「それでは私、倶楽部「賭郎」弐號立会人、夜行妃古壱がこの場を仕切らせていただきます」
「はいはい、お好きにどうぞ」
「ちょっと待ってください、賭郎っていうのは? それに仕切らせてもらうってただの麻雀ですよね?」
「おいおい、そんなんどうでもいいだろ」
「そうでしたね、申し訳ないです、ひろゆき様には当倶楽部を一から説明させて頂きます」
「うへっ、またあの話かよ」
どうも、浦上は一度聞いているらしく、嫌がっている。
「倶楽部「賭郎」とは会員の希望で中立の立場で、ギャンブルを仕切らせていただく組織の事でございます
勝敗が決した際は、当倶楽部が責任を持って賭けの代償を取り立てさせていただきます
……たとえ、それが尊き命だとしても」
(命? 何言ってるんだこの人? 命を賭けるギャンブルが成立するわけがない)
ひろゆきの思惑を無視するかのように夜行は続ける。
「当倶楽部の歴史は古うございます、記録によれば発足は441年前
当倶楽部の基盤を立ち上げたのは、初代・お屋形様 切間 陽炎ノ助
そのお屋形様が博打の負けを踏み倒す輩を、成敗する生業であったのが、そもそもの始まり……
当初、町人同士の賭け事を取り仕切っておられましたが、やがて商人・侍・大名と当倶楽部を利用する人種が
様変わりするとともに、権力者同士の賭け事においても、重用され始めました
とかく賭け金やルールでもめやすい場を、公正に取り仕切るのも特徴の一つですが
当倶楽部の基盤を磐石にした最大の理由は……確実な取り立てでございます
元は手錬の忍であった初代は、地位や権力を問わず、あらゆる人種から負けの代償を取り立ててきました
その働きぶりが権力者達に信用され「賭郎」が国の中枢にまで深く根を張るのに時間はかかりませんでした
……初代お屋形様にまつわる、ある言い伝えがございます
1582年、覇業を成し遂げた織田信長公は慢心からか余興のつもりであったのか
お屋形様と、その御首を賭けて勝負なされました
そして、勝負に敗北した信長公は、本能寺でお屋形様に、その代償である御首を取り立てられたと言われております」
(ば、馬鹿な……あの織田信長の死が一組織によって行われた? そんなわけが……)
「その他にも、桜田門外の変、明治維新の政府要人暗殺、昭和の大物政治家の疑獄事件や
若きIT企業社長の凋落など……数々の歴史的事件は私共が賭けの代償を取り立てたにすぎません、他にも……」
「おいおい、爺さんいい加減にしてくれ、いつまで続くんだ?」
「はっ、左様でございますか」
「左様でございますよ」
「……それで、今回は特別に勝者にはドラゴンボールを私がお渡しします
ただ、それ以外にもお二人がお好きなものを賭けていただいて結構ですが、どうなさいますか?」
(そうか、この人がどんな組織の人間だろうと賭けるものは自分達で決めれるなら、問題はない)
「僕は特に」
「命ッ!!」
僕の声を遮るかのように、重ねられたその声は間違いなく、勝負相手の男……浦上の口から発せられたものだった。
「えッ?」
「命だよ、命……兄ちゃん、どうせなら全部賭けようぜ、命を賭けるということは
支給品も何もかも、自然と相手のものになるということだ」
「そ、そんな……ふざけるなッ! 命を賭けるなんて馬鹿げてるッ!!」
「……おやおや」
「そんなに熱くなるなよ……じゃあ俺が勝ったらお前は持っているもの、全てをよこせ
俺だけ、命を賭けてやるよ、爺さんそれで問題あるか?」
「浦上様とひろゆき様の同意があれば、私としては問題ありません」
「だってよ、どうする兄ちゃん?」
ふざけてる……いや、ふざけるな……人の命はそんな安っぽくないはずだ……
だが……勝負は麻雀……負けない自信はある、それに僕の命の安全は保障されている……
「夜行さん、勝負の内容は麻雀と言いましたけど、三人しかいませんよ?」
「それは問題ありません、勝負は三人麻雀ですから……ただ、これは私が決めたギャンブル内容です
浦上様は既に納得なされていますが、ひろゆき様がご不満の場合にはギャンブル内容を再議致しますが?」
……三人麻雀……一撃の怖さがあるが、僕を負かすことができるのは、本当に一部の人間のみのはず
命を賭けると言っているが、何、僕が勝ったときに命はいらないと言えば済む話
「分かりました……三人麻雀で結構です、賭けるものも了解しました」
「おっ、いいねえ」
「了解致しました……勝負内容は三人麻雀、お互いの賭けるものは浦上様はご自分の命
ひろゆき様は持ち物全て……ルールは三人麻雀での半荘一回、トビの時点で負け
私も混ざりますが、私の得点は無視……つまり差し馬です、以上がルールで宜しいですか?」
「構わないぜ」
「……はい」
ルールに不備はない、僕なら何の問題もなく勝てるだろう
「……本当に宜しいのですね? ひろゆき様」
「え、ええ、何の問題もありませんが……」
「左様でございますか……それでは今度こそ、私、倶楽部「賭郎」弐號立会人、夜行妃古壱がこの場を仕切らせていただきます
この場にどのような障害が起ころうが、勝負の邪魔はさせません、お二人は存分にゲームをお楽しみください」
「おう、楽しませてもらうぜ」
「……」
「決まりでございますね……それでは……
この勝負ッ!! 三人麻雀での半荘一回、終了時の得点の少ない方又はトビの時点で負けッ!!
これら以外のルールは一切ございませんッ!!!」
デジタル式の計算力と観察力の高さ……『理』の雀打ちッ!!
井川ひろゆき
VS
快感猟奇殺人犯……最悪の死刑囚ッ!!
浦上
『ゲーム開始ッッッッ!!!!!』
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
比較的広々とした雀荘の中、普段は喧騒に包まれていると思われる、その中で
静かにそして、淡々と麻雀は進められていた。
「アンタ達、暗いねえ……まあ、でも楽しいわ麻雀
俺なんて、刑務所でも外でも一人だったからよ……あっ、それポン」
命が掛かっているとは思えないほどの勢いで差していく浦上を尻目に、ひろゆきは驚きを隠せなかった。
自分ですら、持ち物全てが掛かっているこの状況で焦りを感じている。
食べ物、地図や支給品全てをなくすということはリスクが高すぎる。
その焦りから、牌を打つ手にも汗が滲み出ているというのに、浦上という、この男は笑いながら差している。
「あの……」
「ん? どうした兄ちゃん」
「随分、余裕そうですけど、麻雀歴とかって……」
「ああ、ガキのころ少しした程度だな」
「なッ!!」
「年とってから、相手がいなくてな、麻雀する前に殺してしまう
兄ちゃんには言ってなかったけど、俺は死刑囚なんでな」
死刑囚というのはどうでもいい……そんなことよりも麻雀を楽しむ為だけに命まで賭けたのか?
この男は……差している手を見ても、間違いなく初心者だ。
相手が強いよりはマシだが……得体の知れない恐怖が身を走る。
速く勝って、こんな場からはおさらばしよう。
▼ ▼ ▼
時計の針がじわりじわりと進む
それと同様に勝負の方も浦上が初心者ということもあり、歩のようにじっくりと進んでいた。
「勝負の途中ですが、お二人にお話しておきたいことがあります」
勝負開始して以来、黙り込み、雀ボーイに徹していた夜行が不意に語りだす。
「勝負を続けながら、お聞きください」
「あいよ」
「……」
「私は立会人として、今この場を仕切らせていただいておりますが
本来、倶楽部「賭郎」は賭郎会員権をお持ちの方だけにご利用できるものです」
「おう、じゃあ俺達はツイているってことか?」
「平たく言えばそうですね、しかし今回、私が立会人としてこの場にいることには理由があります」
「……理由?」
「ええ、それはこの殺し合いの舞台を用意したのがお屋形様であるということです
始まった当初、私はどう行動を起こそうか悩んでおりました
しかし、答えはでません……となると、お屋形様が招待した参加者達へのギャンブルの手伝いをしたいと思いました
お屋形様は、きっと殺し合いだけでは満足致しません……ギャンブルも見たいはず
私も、殺し合いよりもギャンブルを見とうございます
なので、私は招待なされた参加者達全員を賭郎会員としてみることにしました
私はこのギャンブルが終了した後に、次のドラゴンボールの元へ向かい、今回と同じことをするつもりです
幸い、私の支給品の中にドラゴンボールを探す機械がありましたし
それこそが私、弐號立会人、夜行妃古壱が参加している理由……使命だと感じております」
使命と語る、その顔には決意の色が滲む
「それを僕達に話したのは?」
「それは、立会人である私を利用したい方は、ドラゴンボールの元へ来てくださいと伝えていただく為です
この島でギャンブルを行うことは簡単にはできません、何せ出会った瞬間に殺し合いになることがほとんどですからね
ただ、その中でも公平にそして、安全にギャンブルを行いたい方は大勢いるかと思われます
お屋形様が選んだ参加者ですからね……是非、その方たちを私の元へ導いてほしいのです」
「分かりました、もし誰かに出会ったら伝えておきます……特に貴方を必要にしそうな人を一人知っているので」
「ほう、それは楽しみですな」
そう、夜行さんの話を聞いて僕の目標が見えてきた気がした。
この人と赤木さんが組めば、ギャンブル最強のあの人の独壇場になるに違いない。
この勝負を速く終わらせて、赤木さんを探す……これが僕の今の最重要
「ロン、混一色、ドラ1、満貫」
「うひゃ、またかよ! アンタ強いな」
浦上の点棒は既に、4000点にまで減っていた。
あと一回、ひろゆきに上がられれば終わる……そのラインまで差し掛かっている。
しかし、それでも浦上の顔に動揺という文字はなかった。
それがひろゆきの『理』を燻る。
「次、直撃されたら、俺の負けか……きっついなあ」
言葉とは違い、顔は笑う。
次の局が始まり、ひろゆきの手は良牌
満貫以上は余裕でいけそうである。
浦上は未だ、平然と牌を打ち続ける……その間にひろゆきの手は運が乗っているかのように、進んでいく。
(よし……北でテンパイ、これで終わらせて速く赤木さんを探しに行こう)
「怖いねえ、兄ちゃん手が入ってそうでさ……これはどうだ!」
そう言い、出した牌は東
「ほう……通ったか、命拾いしたなあ……まあ寿命が少し伸びただけだけどな」
まるで、自分の命ではないとでも言うかのように喋る浦上
それを伴って、場の空気が重い……ひろゆきは無意識に夜行の顔に目が行く。
……重い……何かを察しているいるような、そんな顔
そして牌は進み、再び、浦上まで周る
「そろそろ、逃げられないかな……これでどうだ、兄ちゃんッ!」
その言葉と同時に出た牌は……北
ひろゆきは当然、手を倒す……勝利を宣言する為に……
「ロンッ!! 三色……??」
三色同順の声が出ない……何故?
「兄ちゃん、勝利おめでとう」
「勝利おめでとうございます、ひろゆき様」
首が熱い……何かが僕の太腿に垂れている……
下を見ると赤い液体が流れている……そして目の前で笑う浦上の手には……赤く光るナイフ
「兄ちゃん、麻雀で勝ててよかったな……でもな、此処は殺し合いの舞台なんだよ」
そ、そんな……夜行さんは?
「申し訳ありません、ひろゆき様……この勝負には暴力禁止のルールは一切ありません」
さっき、言っていた、命拾いとは……僕のことだったのか……
そうだ、最初に会った時に浦上は言っていた……夜行さんを殺せなかった……と……
この男は最初からギャンブルをしたかったわけじゃない……ただ、僕を殺したかっただけ
甘いな僕は……天さんなら、赤木さんなら、こんな見落としはなかった……
い、意識が……すみませんでした……天さん
『理』はあった、だが『暴』を理解していなかった井川ひろゆき
ギャンブルというものは『暴』を制して初めて成立する。
常に誰かの用意した安全な場でギャンブルを行ってきたひろゆきが、それを理解していなかったのは当然
そして、それを見事に喰らったものが此処に一人
「さて、ドラゴンボールくれよ、俺はこの死体を使って遊ぶから
それでどっかいけ、爺さん」
「無理ですな……勝者はひろゆき様、ドラゴンボールはひろゆき様のものです」
「だから、そいつはもう死んでるんだよ」
「そうです、だからひろゆき様が死んだ後は誰のものでもありません
私が所持しても何も問題はありません」
「……そうかよ、まあどうせアンタから力づくは無理だし、諦めるよ」
「それが賢明かと……しかし、私には一つ、この場で済まさねば、ならぬことが残っております」
「じゃあ、それを終わらせて、さっさとどっかいけよ」
「それでは……」
ひろゆきの死体で遊ぼうとしていた浦上は、夜行の最後の声がやけに近いものと感じ、声のした方向に目線を向ける。
そこには、まさに死神の鎌と呼べるものが浦上の頭上に迫っていた。
「命の回収をさせていただきます」
その言葉と共に夜行の踵……鎌が振り下ろさせる。
当たれば…いや、もはやどうやっても避ける事の叶わないその一撃
人の人生を終わらせるに、至らしめるまでに達した踵落としが、男の脳天へと到達し……!
なかった……夜行の放った踵落としは完璧な速度、威力、タイミングを持って放たれた一撃であったが
空を切っていた……その理由は双方の予期せぬ事象……そう、単純に浦上がひろゆきの血で足を滑らせたに過ぎなかった。
「危なねえ!! クソ、奴は死んだんだから終わったんだよ」
「いえ、終わっておりませぬ、勝負はついた……ひろゆき様の勝利で
その後の行動は私に一切関係ありませんが、勝者がいるなら敗者がいる……
その敗者から賭けたものを回収するのも、私の定め」
「そうかよ!」
浦上の手から、とある物体が零れる。
そして次の瞬間、雀荘を埋め尽くすような光が二人を襲った。
「クッ……閃光弾ですか」
体を曲げて苦しむ夜行を他所に、目を瞑っていた浦上は逃げる……雀荘の外へ……夜行の手から逃げる為に……
「チッ、仕方ない次の獲物を探すか」
獲物……浦上は次の快楽を求め彷徨う……夜行からは逃げ続けるが、逃げるよりも追う側優先……
彼にとっては最高の舞台、バトルロワイアル……彼の快楽は止まらない、止めれない……
「仕方ありませんね……私は本来、立会人でありますが……取立人として彼の前に立ちましょうか」
そして、その快楽殺人者の命を回収しそこねた老人は、ひろゆきの荷物を回収し、浦上を追う。
反則のないこの島に一定の秩序を定める為に……その秩序を乱すものに取り立てを行う為に……
バトルロワイアル ギャンブルファイルNO,1
三人麻雀勝負 【立会】 賭郎弐號立会人 夜行妃古壱
【勝者】 井川ひろゆき(死亡)× 【敗者】 浦上
【井川ひろゆき@天〜天和通りの快男児〜 死亡】
【残り42人】
【C−6 雀荘/一日目 深夜】
【名前】夜行妃古壱@嘘喰い
【状態】健康 目に若干の痛み
【持ち物】ドラゴンボール、ドラゴンレーダー、ディパック(基本支給品一式×2、不明ランダム支給品1〜3)
【思考】
1:浦上に命の取立てを行う
2:ドラゴンボールを賭けての賭郎勝負を仕切る
3:ギャンブルを行いたい者を探す
【C−6 雀荘付近/一日目 深夜】
【名前】浦上@寄生獣
【状態】健康
【持ち物】ナイフ、閃光弾(残り一つ)、ディパック(基本支給品一式、不明ランダム支給品0〜1)
【思考】
1:獲物を探す
2:夜行からの逃走
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