修羅の道へ
彼の名はウロッコ。惑星ジルーシアきっての猛者で、勇敢な戦士であった。
ガバナス帝国を倒すため長老ギドがリアベの実を放ったためリアベの実を持つ戦士をジルーシアに連れてくるため長老ギドの命令でウロッコとエメラリーダは宇宙の彼方へ旅立った。
そこでさんざんな目に遭いながらも6人の勇士を見つけることに成功し、ジルーシアに集まるが、ガバナスを倒すにはジルーシアもろとも破壊しなければならないと言われ同意できず彼らの前から立ち去った後に、ガバナスが主催するこの殺し合いに呼ばれたのだ。
まずウロッコは名簿を確認していた。ガルダは分かっているが、アロン・ソーラー、シロー・ホンゴー、メイア・ロング、ジャック、ハンス王子と後、5人もの知っている名前があった。
「ガルダの他にも5人もいるのか」
名簿の確認を終えた時、彼は愛用の鎌を持ち、決心していた。
「ジルーシアを救うため全参加者を殺す。例えリアベの勇士たちに会ったとしても容赦はしない」
我が母星を救うためなら修羅の道を行くことを選んだ。
長老ギド、エメラリーダ、ジルーシアの人々、リアベの勇士たちに裏切り者だと思っていい、最後の一人になってガバナス帝国に魂を売っても構わない。
そう思いながら固い、哀しい決意を胸に街に向かうべく動き出した。
【B−5/森/一日目/深夜】
【ウロッコ@宇宙からのメッセージ】
【状態】:健康
【装備】:ウロッコの鎌@宇宙からのメッセージ
【道具】:支給品一式、ランダム支給品1〜2(未確認)
【思考】
基本:惑星ジルーシアを救うため殺し合いに乗る
1:リアベの戦士たちにも容赦はしない
【傭考】
・惑星ジルーシアでガルダ達から去った後、ガバナス帝国の仲間になる前からの参戦です
ウロッコが覚悟を決めた瞬間を隠れて見ていた人がいた。
「本気で殺し合いに乗る人がいるなんて」
彼女の名は小阪ちひろ。桂木桂馬と協力し、高原歩美との再功略後の翌日に舞校祭でけいおん部のライブをしている最中にこのバトルロワイアルに巻き込まれたのだ。
ワープされた後、知り合いを探すべくこの森の中を歩いていたら人を見つけて、接触しようとするが、彼の発言によってもみ消され、すぐに茂みに隠れた。
改めてバトルロワイアルに殺し合いに乗る人が少なからずいることを再確認させられた。
「とりあえず歩美達を探そう」
そう言い、ウロッコとは別の方向に歩きだした。
「リアベの勇士達に会ったらあの男の危険性を伝えないと」
ちひろは知り合いの無事を祈りながらこの場から離れた。
【B−5/森/一日目/深夜】
【小阪ちひろ@神のみぞ知るセカイ】
【状態】:健康
【装備】:なし
【道具】:支給品一式、ランダム支給品1〜3(未確認)
【思考】
基本:殺し合いなんてしない
1:歩美達を探す
2:ウロッコ(名前は知らない)に警戒し、リアベの勇士達に伝える
【傭考】
・女神編終了後からの参戦です。
前話
目次
次話