オープニング






「ここはどこだ?」
僕の名前は阿良々木暦だ。目が覚めた時、ここは暗く何もない空間だった。
どうやら拉致されてしまったらしい
いつ連れ去られたのか記憶がないし思い出すことができない
周りを見てみるとたくさんの人たちがいた。
僕たちのような学生に20代くらいの若者達、少し古い服を着た人に、さらには外国人に、なかには人間じゃない奴もいる。
連れてこられた人達はみんなそれぞれであった。
僕はここで気づいた全員の首輪を付けられていると、これは何を意味しているのか分からない触ったら嫌な予感がするそう感じたのだ。
その時、ライトが照らされ妙な格好をしている一人の男が出てきた。全員その男に目線を向けた。

「ようこそ選ばれし130人のものたちよ余はロクセイア十二世。突然だがお前たちには殺し合いをしてもらう」

いきなりの発言に僕は何も言えない状態だった。その時だった一人の老人がロクセイアの前に出てきた。

「どういうつもりだロクセイア殺し合いとは一体どういうことだ」
「これはこれはゼネラル・ガルダか」
「大勢の人達を集めて何をたくらんでいる」
「そなたには関係のない話だ。落ち着け、今、逆らえばどうなるかを」
「くっ」

ロクセイアの手に何かが持っている何かを悟ったのかゼネラル・ガルダという老人は下がった。どうやらその人はロクセイアのことを知っているらしい。
ロクセイアはもう一度話し始める。

「改めてルールを説明する。先程言った通りお前たちには殺し合いをして最後の一人になるまで殺し合ってもらう。最後の一人になったその褒美に願いをなんでも叶えてやろう。次は首輪について説明をする。」

首輪について何か気になっていた何かあるんじゃないかとロクセイアは簡単に話し始めた。

「この首輪には爆弾をつけられている。1つ目は無理に外した時、2つ目は首輪に大きなショックを与えた時、3つ目は禁止エリアに侵入した時だ。禁止エリアについては後で説明する。ここで逆らうものも何人かいるだろう。そこでみせてやろう」

そこでロクセイアの部下が出てきて、数人がかりで中学生くらいの男に肩を押さえられていた。

「上條君」

中学生くらいの女が叫んだ。同じ制服を着ていたため知り合いだろう。上條という少年はどうなるんだ。胸騒ぎがしてきた。

「よく見るがいい首輪の威力を」

ピピピーという音が会場に響いた。どうなってしまうのか




         バーン




上條という少年の首が飛び床に転がり墜ちた。

「か、上條君、嘘でしょ。いやあああああああああああ」

上條という少年のの知り合いの女は心の底から絶叫し、泣いていた。周りに100人以上の参加者たちが見つめているというのに。
ロクセイアは狂っているとしか言うことなかった。

「最後に放送について説明をする。後から話すと言っていた禁止エリアについてだ。禁止エリアは1回目からの放送で3つのエリアにランダムで発表されることになる。死んだ参加者の発表もする。ちなみに放送は6時間ごとに行われることになる。」

なぜこんなことになってしまったのか。そして、最悪のスタートが始まろうとしていた。

「以上でルールの説明は終わりだ。武器はこの余がバラバラに支給されているから安心しろ。これよりバトルロワイアルを開始する。誰が最後の一人になるか楽しみだ。健闘を祈っているぞ」

そう言い終わった後、僕たちに待ち受けているのは希望か、絶望か、そう思いながらワープされていった








ーーーしかし彼らは知らなかった。本当の黒幕はロクセイアではなく、後、「2人」いることをまだ正体を知らないままバトルロワイアルが始まったーーー


【上條恭介@魔法少女まどか☆マギカ   死亡】
【残り130人】



【主催者ロクセイア十二世@宇宙からのメッセージ】
【黒幕        不明               】



前話   目次   次話