無題
「危ねー!マジで死んだと思ったぜコンチクショー!」
ツインビーは市街地に潜んでいた。
ブルードラゴンを利用した無差別爆撃は途中までは絶好調だった。
が、よりによって『先生』のいる施設を爆撃してしまったのだ。
「あっ」と思ったときにはブルードラゴンの頭が吹っ飛んでいた。
嫌な予感がしたツインビーは間一髪脱出していたのだ。
「これからどうするか・・・腕は一本しかないし救急車はもう使えないし・・・」
おまけに武器は壊れたマシンガン。
「こうなりゃ、もうちょっと使えるやつを探すか。
大体、同じレゲーなのに強さがインフレ起こしてるのが多すぎるんだ!
俺なんかベルがなきゃ何も出来ないんだぞ!
ウインビーのアホがアイドルになり損ねてから出番もありゃしないし!
そりゃガラも悪くなるってんだチクショーめ!」
と、その時。
ジリリリリ!
何と目の前の公衆電話が鳴り出した。
反射的にとってしまうツインビー。それが己への死刑宣告とは知らずに。
「あー、ツインビー君かぁ〜?ダメじゃないか、先生を攻撃しちゃあ。
先生全部わかってるぞぉ、君の差し金なんだってなぁ。お仕置きだぞぉ」
「・・・え?お仕置き?お仕置きってまs」
ドンッ。
【「ツインビー」 ツインビー 首輪爆発、死亡】
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