無題






「わかるよな?飛べるやつって案外少ねぇんだよ、このバトル」

ツインビーとブルードラゴンは島上空を巡回中であった。
ツインビーの考えた作戦は至ってシンプルだ。
シンプルにして最悪の作戦。

「だからさ、俺たちが組めば最強なわけよ、兄弟」

ブルードラゴンは小さく唸った。
元々人ではあるが変身した状態では人語は喋れないのである。
ツインビーは表情から意思を読み取っていたが。

「・・・それじゃあ、そろそろやってもらうぜ。禁止エリアに突っ込むなよ」

ブルードラゴンが地表に向けて炎を連発し始めた。
最大キャラによる無差別爆撃。
さらなる地獄が始まろうとしていた。

【「ツインビー」 ツインビー 生存】
【「ドラゴンスピリット 新たなる伝説」 ブルードラゴン(レイス) 生存】



前話   目次   次話