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「んで、五十六。使えそうなのは見つかったか?」
「我々が使えそうなのとなると難しいですね」
 大分探したが良さそうなのが見つからん。
 話に聞くと凄い物や注意すべき物、チューリップ一号みたいなのもあったが、
いかんせん、俺様や五十六が使えるようなものじゃない。
 強化系アイテムとかもなさそうだしな、どうしたもんだか。

 その強化系アイテム、最も当りであったのは一足先に無影が持ち去ったのだった。

 大体部屋は調べ尽くしたが、使えそうなのはこの二本の刀。
 そして少量の世色丸だけ。
 刀はちょっと勝手が違うんだが、五十六もいるし、持っておいた方がいいだろう。

  「これからどうしますか?」

 ここは、どうやら俺たちに合うような武器は余りないみたいだ。
 あのドライとかいうねーちゃんの持ってたのと似たようなのが主流だ。
 そうなると…

「やっぱり中央しかねぇのかな…」

 五十六の事もある、一度戻って体制を整えるというのもありだろう。
 俺様の行動もまだこの時点じゃ芽吹いていない。
 十分、俺様たちは、まだアチラがわだ。

 それと共に時間を確認する。

「そろそろ夕方か、夜も近いな…
 五十六、中央に行くぞ。
 俺様たちは夜型じゃないからな」

 そんな俺様の言葉を聞き終えた五十六は「クス」と笑いながら

「わかりました」

 と返答した。

 ちっ、五十六のためってのがばれてるな。

【ランス@ランスシリーズ(アリスソフト) 鬼(但し下克上の野望あり) 状態○ 装備品 リーザス聖剣 刀 世色丸数個】
【山本五十六@鬼畜王ランス(アリスソフト) 招 状態○ 装備品 弓矢(弓残量15本)刀】
【行動方針:武器の入手、モンスは優先的に狩る】
【表層の士〜】



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