アニメ化ラノベロワイアル「OP-ゲームを開催します-」
「さて質問だ、君たちは何のために呼ばれたのか?」
何を言っているんだこいつは……。
この状況すら把握できないのに、話を進めないでくれ。
話をまとめると、誘拐されて、横にされて、急に変な男が出てきて。
駄目だ。全然分からない。
「君たちにはしてもらいたい事があってここに呼んだんだよ」
なんだよ、こいつ等は。意味が分からない。
「そう、君たちには……」
嫌な予感がする、やめろ。
やめろよ、やめろよ、やめろよ、やめろよ、やめろよ、やめろよ
やめろよ、やめろよ、やめろよ、やめろよ、やめろよ、やめろよ
「殺し合いをしてもらう」
は?
「ルールは簡単、全員で殺し合いをして最後まで残った一人が勝者だ。
ただし、24時間誰も死ななかったらその時は全員、死んでもらう」
死、死ぬ?
何言ってるんだよ、意味が分からない。
「もちろん、ただで殺し合いをしてもらうわけじゃない、もちろん優勝者には褒美を上げるつもりだ」
「何でも、一つだけ願いをかなえてやる」
やっぱりわからない。
こいつ等は一体何なんだ。
殺し合い?願いがかなう?
意味が分からないことだらけだ。
「そうそう、逆らおうとしても無駄だよ?君たちには、この事同じ首輪をつけている」
そう言い、男たちは紫色の髪の女の子を連れてきた。
何をするつもりなのか、まだ想像もつかなかった。
「逆らおうとした時は、」
「こんな風になるからな」
ボン
ああ、さっきの女の子は、血と肉をぶちまけて?
なんで…?なんでこんな事に…?
「さあ、お前らには武器も情報も何でもくれてやる!殺せ!
欲望!興味!!ここでは問答無用だ!」
「それではお前ら、良い夢を」
【霧島翔子@バカとテストと召喚獣 死亡】
【残り45人】
【アニメ化ラノベロワ 開幕】
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「ああ、愉快だな」
黒服の男はスーツを脱いだ。
「お前はどう思う?」
「やはり一方通行や紅真九郎あたりかと」
「さーて、どうだろうな」
「あなたがこのような催しをして、何度目でしょうかね」
「もう8回目だ、おかげで大儲けさせてもらっているよ」
「では、私はこれで下がります」
「おう」
黒服の男はドアを閉じ、部屋を出て行った。
「さあ、開幕だ」
【主催】
謎の男@???
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