無題
気がつくと、自分たちはとある部屋の中に寝かされていた。
体を起こし、あたりを見渡すと、見知った奴、全く知らない奴。
人間から動物、果てはロボットまでがいるようだった。
ただ皆に共通していたことは、首輪(に似たようなもの)をはめられていた事と、普段着以外何も身につけていない(ロボットは装備品一切ない)ことだった。
各々、次第に身を起こし始めると、お互いになにやら話し始めるが、何が起こったのかは誰もわからなかった。
しばらくすると、一人の男が入ってきた。男(?)は快活な声で言った。
??「はーい目が覚めましたかー?よく眠れましたかー?」
誰も一言も喋らなかった。
その声が聞こえたとき、自分たちのいる床がせり上がり何がしかの祭壇めいた高台を形成する。
競りあがった高台から落ちるものが多数いたが問題なく再び高台へと向かう。
皆、気に入らない様子ではあったが渋々向かう。
ただ一人を除いて。
スペランカーの主人公は高台から落ちた際の衝撃ですでに死んでいたのだ。
【スペランカー主人公 死亡確認 残り人数???人】
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