スカトロ話2






「やめろ! 俺はロケット団だぞ!」
「ふふ、いけない人ですわ、女の子なのに、俺なんて」
「余計なおせっかいだ! 俺はロケット団に入ったときから、女を捨てたんだ」
「へー、そうなんですか、じゃあクリスちゃーん」
 着物の女に呼ばれてやってきたのは、色気のないガキだった。
「クリスちゃん、うんちできるわね?」
「え…… だ、だって、さっき出して食べなさいって……」
 糞! 食べる! 駄目だこの女たち変態だ。
「じゃあ、さっさと口から吐けばいいでしょ!」
 突然着物の女は狂ったように、少女の薄い胸板を蹴り上げる。
「ゴホ! ゴフッ! わかった、はきます、クリス口からウンコ出します
 だから、お許しください」
 糞を食べるだけでも異常なのに、食べたそれを吐き出そうと、少女は必死になって
手を口腔につっこんでいた。
「で、でますうげぉろぉぉぉ」
 たしかに、それは脱糞としか形容のしようがなかった。口から脱糞した。
「さあ、それをパイズリしなさい」
「は、はい、わかりました、エリカさま」
 少女はほとんど形を保っておらず、胃液でぐちゃぐちゃになった糞を手でかき集め
一本の糞をつくり、あってないような胸に擦りつけはじめた。まるでそれは、幼子の粘土
遊びのようだった。
「あれ? 俺子ちゃんのクリちゃんもうギンギンじゃない」
 そんなことはない、むしろ恐怖で小さくなってる。
「もう仕方ないなあ、ほら、クリスちゃん舐めてあげなさい」
「は、はい、わかりました、俺様舐めさめていただきます」
 舌、というより肛門のような器官で私は敏感なところを舐められる。
「こら、クリスちゃん、舐めるときは小悪魔のように
 鼻にウンチ詰めなきゃ駄目でしょ? また、一週間ぐらいウンチしか食べさせないわよ」
「す! すいません、すいません、クリス鼻に糞詰めさせていただきます、すいません!」
「もうイカれてるよあんたたち」
「ええ、そうよ、あなたも早くイカれるようにならなきゃね」
 私は、イカれるにイカれなくて、思わず吼えてしまった。

 ※ ※ ※

「一都煎ちゃん」
「はい、エリカさま」
「ふーん、ねえ、一都煎ちゃんは何がしたい?」
「お、おれははおうちに帰り……」
「そう、クリスちゃんは?」
「私もです」
「ふーん、そっか、うんちを通信交換したいんだ」
 もう、彼女の超変換には愛想がついていた。
 彼女に掛かれば「許してください」は「おなか一杯ウンチ詰め込んで、カレーを食べる」となる。
 私たちはもう手馴れたもので、お互いにチューブを差し込みあう。
「ご、ごめんね、煎ちゃん」
「いいから、早くしないとまた大変なことになるぜ」
 チューブを差し込んだのを確認して、交換を開始する。
「ふぁぁ、あったかい、あったかいよー」
 チューブで繋がったまま、ポケモンバトルをやらされるよりは遥かにマシだ、と自分を慰めつつ、踏ん張る。
 今日は、私が先に出す番だ。

「ようし、煎ちゃんのウンチは全部クリスちゃんに渡ったかな?」
「は、はい、渡しました」
「じゃあ、今度はそれを手でつかみとって」
「わ、わかりました」
 ごめんね、クリスちゃん。と小声で謝りながら、彼女に手をぶち込む。
「ひっひげぃぇぇ」
 ほとんど液体の腸内から、必死に固体を探す。
「は、はい、取り出しました、エリカさま」
「そう、じゃあ、今度はそれを私の中に入れて」

 その後私たちは、肌の色が変わるほど刷り込み、全ての穴という穴が糞を出す為の排泄器官になるほど、刷り込みあった。



前話   目次   次話