無題
暗い林の中で二人の男の声が聞こえてくる。
「ねぇ!何で逃げるの!ガッカリだよ押尾君!」
ミスチル桜井はナイフを振り回しながら押尾学を追いかけていた。
「うわああああ!!!」
押尾は必死に林の中を駆けるが目の前は川が行く手を阻んだ
「残念♪君ってあの子と同じくらい運悪いね♪」
桜井は動けない押尾に迫り林の陰を指差した。そこには桜井が殺した大塚愛の死体が座っている
「まさか…お前がやったのか!!?」
押尾は驚きを隠さずにはいられなかった。
「役立たない道具は早く始末しないとね♪目障りだし」
桜井はただただ嘲り笑い、恐怖を増長させようとした。
「…道具だと?」
押尾は桜井を殴り飛ばした。
「アハハハ!最もあんなの道具にもならないけどね!!」
押尾は何も言わず地面に叩きつけられた桜井の胸ぐらを力強く掴む。
「ゴムゴムのピストル!!!」
押尾の声と同時に押尾の片腕が強烈に伸びて桜井を殴った。
「…そういうのを…バカの一つ覚えと言うんだよぉ!!!シャハハハハ」
桜井は自らの鼻を押尾の顔に強く擦り付けた。押尾はその場に倒れ込む
【6番 押尾学】
[状態]:気絶
[装備]:なし
[道具]:支給品一式
[思考]:俺オワタ
【15番 桜井和寿(Mr.Children)】
[状態]:健康
[装備]:ブッシュナイフ
[道具]:支給品一式
[思考]:桑田と魚民で飲み会
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